FRP防水工事をするならこんな場所!主な材料と工事の流れ
FRP防水は、耐久性・強靭性・成形性などに優れていることから、様々な場所に採用されています。FRP防水工事について詳しく知りたい方のために、施工に適した場所、主な材料、工事の流れをご紹介します。
FRP防水工事に適した場所
■ビルの屋上や戸建住宅のバルコニー
露出仕上げで防水層上の歩行が可能なことから、ビルの屋上や新築戸建て住宅のバルコニーなどに多く採用されています。小面積でも施工が可能です。
■ビルの屋上駐車場
強靭・高強度のFRP防水は、車両の走行にも耐えられるため、ビルの屋上駐車場にも採用されています。特に、大型量販店の屋上駐車場に採用されているケースが多いです。
■学校や市営プール
耐水性・耐食性に優れているというFRPの特徴を活かして、学校や市営プールなどにも採用されています。
FRP防水の主な材料
FRP防水の主な材料は以下のとおりです。
■液状の樹脂
・防水用ポリエステル樹脂
伸び率の大きい軟質の樹脂で、硬化剤を添加して使用します。
・防食用ポリエステル樹脂
浴室や水槽などの防水層形成に使用する樹脂で、耐水性・耐食性に優れています。
・防食用ビニルエステル樹脂
薬液槽や下水道施設などの防水層形成に使用する樹脂で、防食用ポリエステル樹脂よりも耐食性に優れています。
■ガラスマット
補強材として使われる材料で、柔軟性を有するチョップドストランドマットの一種です。
■トップコート
・ポリエステル系トップコート
耐摩耗性・耐薬品性に優れたトップコートで、主に新築時に使われます。
・ウレタン系トップコート
伸縮性・耐候性に優れたトップコートで、主に塗り替え時に使われます。
FRP防水工事の流れ
FRP防水の標準的な工法、ガラスマット二層による密着工法の流れをご紹介します。
ローラー刷毛でプライマーを均一に塗布→防水用ポリエステル樹脂をムラなく塗布→防水用ガラスマットと防水用ポリエステル樹脂を用いて積層→防水用ポリエステル樹脂で中塗り→上塗り→トップコートで仕上げ
上記はあくまで標準的な施工例です。また、屋上やベランダの防水工事の際、雨漏り箇所の修理も必要になる場合は流れも変わります。
神戸でFRP防水工事の依頼を承る小川工業は、施工場所の材質や状態に合わせて適切な施工を行っています。自社一貫体制で対応していますので、適正な価格でスムーズに施工することが可能です。
神戸を拠点に明石や三田、尼崎、姫路からのご依頼も承ります。防水工事・雨漏り修理は、神戸の小川工業にぜひご依頼ください。